令和2年度高次脳機能障害研修会 広島県健康福祉センター 令和2年度高次脳機能障害研修会のご案内 1趣旨  脳外傷や脳血管障害などによる脳の損傷によって生じる記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などのいわゆる「高次脳機能障害」が、社会問題としてクローズアップされています。この研修会は、高次脳機能障害に対する正しい理解と認識を深めるために実施するものです。今回は、コミュニケーションがとりにくく悩む当事者、家族への支援について、講演会を行います。 2主催 広島県リハビリテーション講習会実行委員会 3後援 広島県 4助成 一般社団法人 日本損害保険協会 5協力団体 NPO法人高次脳機能障害サポートネットひろしま 6日時 令和3年1月17日(日曜日)13時〜16時 7場所 広島県健康福祉センター(広島県広島市南区皆実町1-6-29) 8内容 講演 脳損傷によって生じる社会的行動障害と支援について 京都大学大学院医学研究科脳病態生理学(精神医学) 講師 上田敬太氏 9受講対象者 高次機能障害を有する方及びその家族等 医療機関、市、町、福祉施設等の保健、医療、福祉の関係者 高次脳機能障害に関心のある方 10定員及び受講料 150人(この研修会は一般社団法人日本損害保険協会の助成を受けて実施するため、受講料は無料です。) 11受講申し込みについて 別紙申込書にご記入の上、12月18日(金曜日)までに、郵送またはFAXにてお申し込みください。(必要事項が記載されていれば、Eメールも可。) なお、人数に限りがあるため、定員に達し次第、受付を締め切らせていただきます。なお、受講決定の通知は致しません。受講いただけない場合に、ご連絡いたします。 また、入場の際には検温、体調確認をさせていただきます。熱や体調不良の方にはご遠慮いただくことがございます。 申込み及び問合せ先 広島県高次脳機能センター(担当 井上、永谷、栗栖) 〒739-0036 東広島市西条町田口295-3 広島県立障害者リハビリテーションセンター 電話082-425-1455(内272)FAX082-425-1094 参考 1 高次脳機能障害とは 交通事故等による脳外傷や脳卒中等による脳血管障害等により、脳に損傷を受けた後遺症として起こる、記憶障害、注意障害、社会的行動障害などの認知障害等を指します。 この障害は、日常生活に重大な支障をもたらしますが、外見上の身体障害が軽症のことも多く、障害を知らない人から誤解を受けやすいなどの面もあります。 2「広島県リハビリテーション講習会実行委員会」とは この委員会は、自動車事故により、重度の後遺障害(高次脳機能障害、脊髄損傷など)を被った方やその家族及びそれを支援する医療従事者等を主な対象として、症状の回復、職場復帰、社会参加に向けたリハビリテーション講習会(以下、「講習会」という。)を2020年度に開催するために設置しました。構成委員は、上記の目的に賛同し、講習会の開催に向けて協力する人たち(リハビリテーション病院等の医師、医療、福祉などの関連専門家、被害者およびその家族など)で組織しています。