2021.5.28  はつかいち福祉ねっと通信 No.51 発行 はつかいち福祉ねっと事務局(廿日市市障がい福祉相談センターきらりあ) 連絡先 TEL(0829)20-0224/FAX(0829)20-0225/E-mail fukushi-soudancenter@h-kiraria.net ホームページ http://h-kiraria.net/wordpress/ はつかいち福祉ねっと活動報告 “発達障害啓発週間”ワーキング 4月2日の“世界自閉症啓発デー”、4月2日〜8日の“発達障害啓発週間”に合わせ、“発達障害啓発週間”イベントを開催しました。 令和3年度“発達障害啓発週間”イベント 4月1日(木)〜12日(月) 「ライト it up ブルー広島 in 廿日市市」 4月7日(水)〜25日(日)  第2回「はつかいち I(あい) アート展 “発達障害啓発週間”作品展 @4月7日(水)〜25日(日) 山崎本社みんなのあいプラザ A4月7日(水)〜11日(日) はつかいち美術ギャラリー 市民ホール(はつかいち市民図書館前) B4月14日(水)〜25日(日) はつかいち・みやじま情報センター (宮島口旅客ターミナル2階)  新宮中央公園と山崎本社みんなのあいプラザで実施した「ライト it up ブルー広島 in 廿日市市」では、新たに滝のように流れるライトを追加し、素敵なライトアップになりました。  新型コロナウイルス感染拡大防止のため、令和2年度は残念ながら中止とした「はつかいち I (あい) アート展〜“発達障害啓発週間”作品展〜」は、感染予防対策を講じた上で、新たに、はつかいち・みやじま情報センターを会場に加えて開催しました。はつかいち・みやじま情報センターは小さな会場ですが、他会場の展示作品や様子をモニターに映して、いすに座ってゆっくりと過ごしていただけるような工夫も行い、観光客の方等、いろいろな方たちに障がいのある人たちの作品、啓発ポスターをみていただくことができました。  はつかいち美術ギャラリー、はつかいち・みやじま情報センターで実施したアンケートには「障がいについて知る事ができたのがよかった」「一人ひとりの才能を活かせる環境がたくさんあると良いと思った」等の感想が寄せられ、自閉症・発達障がいに関することやいろいろな作品を通して障がいのある人たちの活躍を知ってもらう機会となりました。 図書館展示 はつかいち市民図書館では、3月26日(金)から4月28日(水)まで、自閉症・発達障がいに関する書籍の展示が行われました。 期間中、119冊ほどの展示に対して、延べ130冊の貸出がありました。 第2回 はつかいち I(あい) アート展 〜“発達障害啓発週間”作品展〜 作品紹介 はつかいち福祉ねっとのホームページで、各会場の展示作品、展示の様子を紹介しています。 ぜひ、ご覧ください URL:http://h-kiraria.net/wordpress/?page_id=5184 全体会 令和2年度第1回目の全体会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から動画配信での開催となりました。開催時期を2/19から1か月間とし、期間内であれば、はつかいち福祉ねっとホームページより何度でも閲覧できるようにしました。  内容は1.「開会あいさつ」2.「きらりあ報告」3.「行政報告」4.「研修」5.「閉会挨拶」で構成されており、研修ではNPO法人ほっと吉和 理事長 益本住夫さんより、NPO法人ほっと吉和の取組についてご講演いただきました。普段の講演会とは違い、録画撮影という難しさの中でも分かりやすく、丁寧に話していただきました。アンケートからは、「取組が理解できた」「自分の都合の良い時にみることができた」というご意見もいただきました。  しばらくは、これまでの全体会とは違った形での開催も予想されますが、工夫を凝らしながら開催していければと考えています。 部会代表会議  2月4日(木)に、オンラインを併用する形で本年度3回目の部会代表者会議を開催しました。動画配信の形式をとることになった2月の全体会の内容について、事務局から部会代表のみなさんにご報告をしました。また、第6期障がい福祉計画・第2期障がい児福祉計画については、計画の概要版(案)について市障害福祉課より報告があり、内容を共有しました。さらに、各部会の進捗状況について確認をしました。今年度第1回目の会議は5月20に行われ、今年度の代表・副代表の選出、7月開催の全体会の内容を話し合いました。   計画推進会議 3月25日(木)に計画推進会議を開催しました。 最初に市福祉総務課から山崎本社みんなのあいプラザ相談支援拠点整備に関する説明を受けました。 各障がい別会議からは「第6期廿日市市障がい福祉計画・第2期廿日市市障がい児福祉計画」策定に向けてまとめた地域課題や提案、意見等を報告し、みんなで共有しました。 また、市障害福祉課から「第5期廿日市市障がい福祉計画・第1期廿日市市障がい児福祉計画」の進捗状況等に関する報告を受け、意見交換を行いました。 3月に策定となった「第6期廿日市市障がい福祉計画・第2期廿日市市障がい児福祉計画」は、以下のURLから見ることができます。障がいのある人たちの作品も掲載されています。 https://www.city.hatsukaichi.hiroshima.jp/soshiki/34/12136.html (廿日市市ホームページ) 課題別会議 手話言語&コミュニケーション条例プロジェクト  4月2日(金)、廿日市市の新規採用職員研修に参加し、障がいがある人の体験談を聞くプログラムに、プロジェクトのメンバーで協力をしました。新型コロナウイルス感染防止等もあり、この度は「手話言語及びコミュニケーション条例」の説明も含め50分と限られた時間にはなりましたが、グループにわかれ、障がいの理解や、障がいがあることでの生活のしづらさ、市の窓口でどのような配慮があるとよいか等について、新人職員さんに知ってもらうよい機会となりました。  参加いただいたプロジェクトメンバーからは、「時間は短かったが内容は濃いものとなっていたように感じた」「新人職員のみなさんの生き生きとした感じが伝わってきて、とてもよかった」「今後も参加したい」等の感想をいただきました。 発達支援部会    2月22日(月)に発達支援部会を開催し、教育と福祉の連携、サポートファイルの普及・啓発等について協議しました。  厚生労働省、文部科学省から以前出された通知の内容を再確認し、放課後等デイサービスの利用目的や療育等について周知するためのチラシや発達障がいに関するハンドブック(子どもに発達障がいがあることが分かった後の対応方法や今後の相談先・時期等の参考になるもの)を作成することになりました。  サポートファイルについては、年3回定期開催している障がい児支援関係事業所連絡会(令和2年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点等から中止)とは別に、児童発達支援センター(事業所)や放課後等デイサービス事業所の管理者等を対象とした説明会を開催し、活用方法等について検討していきたいと考えています。   “権利擁護”ワーキング    3月8日(月)、講師に株式会社Bee-Hiveの森木聡人さんをお招きし、権利擁護研修「意思決定支援のきほんのほ=vを開催しました。昨年度の「意思決定支援きほんのき=vの第2弾として、この度はオンラインを併用し開催しました。参加者のみなさんからは、「あっという間に時間が過ぎた」「具体的な実践方法を示していただき明日から実行していきたいと思った」「研修内容を持ち帰り、何度も読み返し、日頃の現場で実践していきたい」等の感想をいただいています。 事業所リレーずいそう No.32 社会福祉法人くさのみ福祉会 くさのみ作業所 この度『特定非営利活動法人友志人福祉会』の船倉さんより、バトンを引き継いだ社会福祉法人くさのみ福祉会くさのみ作業所の川本と申します くさのみ作業所は1986年に『障がいの種別・程度にかかわらず、すべての障がいのある人たちが 事業所の主人公として、生き生きと活動できるよう、人間らしい豊かな発達と労働を保障すること』を目指し、利用者6名職員2名で、くさのみ作業所(無認可)としてスタートしました。地域の方々に支えられて、 ご家族とともに歩み続け、今年で35年を迎えました。 現在は53名のメンバーが役割分担し、お互いに認め合いながら毎日笑顔で頑張っています。作業班は6班に分かれて試行錯誤しつつ、古きよきものを大切にしながら、時代にあった商品を生み出しています。商品を創ることだけでなく、リサイクルによる循環型社会の実現にも貢献していきたいと考えています。 行事や販売はコロナ禍ということで、参加が難しくなっていますが、地域の方や、日頃のお得意様の注文などに支(ささ)えられながら、頑張っています。 これからもメンバー1人ひとりが、その人らしく、楽しく、健康に生活していけるよう、みんなで力を合わせて、頑張っていきたいと思います 作業の一部紹介です。 椎茸の菌うち 名刺のカット アルミ缶回収 作品制作中 新型コロナの感染拡大によって、今は自由に行き来できない辛い日々ではありますが、ホームページ等でメンバーの頑張りに心を寄せていただけたらと思います。 〒738-0033 広島県廿日市市串戸五丁目3-22 TEL:0829-31-2800 FAX:0829-31-2900 HP:https://kusanomi.org 次回の事業所リレーずいそうNo.33は「レント」です。