1月11日(水)に今年度11回目の部会を開催しました。
まずは今年度、あと3回の部会で何について取り組むか、具体的に話し合いました。
1月(今回)は事業所、家族に分かれて情報交換、2月は事業所見学で障害者支援施設原へ見学に行くことになりました。
3月は徘徊SOSの仕組みや利用頻度などを社協の職員さんに説明していただき、知的障がい者の利用ができるかどうか検討することになりました。
次に2月に行われる全体会で報告する今年度の取り組みをまとめた資料の内容を検討しました。
振り返ってみると、今年も盛りだくさんの内容に取り組んだなと感慨深く思いました。
昨年度から引き続き行っている「障がいのある人が利用している理・美容院、医療機関情報の収集」は来年度も引き続き行うことにしましたが、今年度は情報が集まらなかったことを鑑み、来年度からは毎年6月に内容の確認作業を行い、新たな情報収集を呼びかけることにしました。
集まった情報の利用方法についても検討していかなければ、と考えています。
そして12月に行われた地域生活支援システムプロジェクトの報告。
精神障がい部会で行われた当事者との話し合いについて、参加した皆さんから「またこんな会をしたい」という感想が多くあったと聞き、とてもうれしく思いました。
12月10日に行われた広島県手をつなぐ育成会主催の「きらっと光る人生を考える研究大会」に参加した人から、地域生活支援拠点のモデル事業としてすでに取り組みを始めている大分市の報告を聞き、「大変参考になった」「今後の廿日市市での取り組みに反映していきたい」などの感想があったとの事。
また、「宇部市の取り組みを視察に行く計画がある」などの報告を受けました。
知的障がい部会としても様々なところから情報を収集し、よりよいシステム作りに向け意見を出していきたいと思いました。
事業所、家族に分かれての情報交換では、事業所は危機管理マニュアル等について話し合いました。
マニュアルは各事業所で作成されているが、内容について、随時検証、分析していく必要があるとの意見が出されました。
家族の話し合いは家族会(保護者会)が施設にどのような協力をしているかという内容で話し合いました。多種多様な協力を行っている事がわかり、今後の活動への参考となりました。
今年度も残りわずかですが、様々な角度から情報収集や勉強会を行い、引き続き障がいのある人たちが安心して暮らしていける街づくりに貢献していきたいと思います。
次回は2月8日(水)障害者支援施設原へ見学に行きます。
(障害者施設・原家族会 郡司)