3月8日(水)今年度13回目の部会を開催しました
今回はH28年度最後の部会なので、来年度の活動計画案を立てるとともに、「はいかいSOS」のシステムについての勉強会を行いました。
まず、廿日市市社会福祉協議会の梅本さんから「廿日市市はいかいSOSネットワーク」についてのお話を伺いました。
事前登録の手順、行方不明者が発生した場合の情報ネットワーク、個人情報の取り扱い方、そして近年の対応状況や対応事例を聞きました。
その中で驚いたのはSOS対応をしたのは事前に登録をしていない人ばかりと言う事です。
「備えあれば憂いなし」と言いますが、備える心得のある人は行方不明にならないように日ごろから心配りをする、と言う事なのでしょう。
また、高齢者だけでなく、20歳以上の障がい者で判断能力が不十分な人も登録されている事を知りました(現在4名の登録があるとの事)。
様々なシステムを利用できる事を学びましたが、やはり一番大切なことは地域とつながり合うことで、周りの人に見守ってもらうと言う事でした。
来年度の取り組みについては次の通りです。
◎おりづる出前教室によるゆるゆるビクスの共同開催
◎事業所見学(友和の里)
◎防災に関する学習、あいプラザの消防訓練へ参加
◎地域生活支援システムに関する情報収集、学習
◎事業所、家族に分かれてのグループワーク
◎第3次廿日市市障がい者福祉計画・第4廿日市市障がい福祉計画の進捗状況確認
◎障がいがある人が利用している理美容院、医療機関情報収集
◎障がい福祉サービスの学習(65歳問題等)
◎お金の使い方、残し方の学習(当事者、家族向け)
◎警察との交流(特殊サギ等の学習を通し、警察と交流する)
◎サポートファイルの見直しについて意見交換(必要に応じ)
欲張ってしまった感はありますが、このようにたくさんの学習がまだまだ必要なのだと改めて認識できました。
全てが出来なくても意識を持って取り組みたいと思います。
その他、報告事項も盛りだくさんでした。
地域生活支援システムプロジェクトにおける当事者の意見収集、福祉ねっと全体会、育成会研修会、交通安全教室&広島県警察音楽隊演奏等について。
今年度も最後までたくさんの事を学習し、情報交換をする事が出来ました。
部会に参加している皆さんも同じように感じていると思います。
来年度も出来る限り参加して皆さんと交流していきたいと思います。
次回は新年度、4月12日(水)開催です。
(障害者施設・原家族会 郡司)