5月16日(火)に広島西こども発達支援センターくれよんにて、以下の内容で、今年度第1回発達支援部会を開催しました。
1.広島西こども発達支援センターくれよんについて(見学・説明)
2.自己紹介
3.はつかいち福祉ねっとの取組
4.今年度の取組について
(1)今年度の取組計画
①ポジティブライフガイドの配布
②サポートファイルの普及・啓発
③障がい児支援関係事業所連絡会
④その他
(2)部会代表者
5.情報交換
6.その他
・放課後等デイサービス利用者の医師意見書について(障害福祉課より)
・情報提供(子育て応援室より)
のびのび・にこにこ教室のご案内、平成29年度廿日市市「こども相談」のご案内、
産後ケア事業、小児慢性特定疾病に伴う県外受診への交通費助成について
最初に広島西こども発達支援センターくれよん(平成28年4月開設)を見学し、子どもたちが通う教室の説明を聞きました。
こちらでは、発達支援部門で児童発達支援、放課後等デイサービス、保育所等訪問支援、地域支援部門で広島県障害児等療育支援事業を実施されています。
各教室、ホールなどは子どもたちが快適に楽しく過ごせるよう配慮した環境づくりがされており、倉庫には手づくりの道具がたくさんありました。
開設当初にはまだなかった園庭の遊具も見学させもらいました。
発達支援の必要な子どもたちが、複数の集団(年齢別・発達課題別・地域別など)の中でいろいろなことを共有、習得できるよう、さまざまな取り組みが行われていることがよく分かりました。
今年度は、ポジティブライフガイド(※1)の配布、サポートファイル(※2)の普及・啓発、障がい児支援関係事業所連絡会の取り組みや、適宜、関係機関での調整を行っていくことになりました。
乳幼児健診等で配布しているポジティブライフガイドの新たな配布先について提案があったため、配布を拡大していきたいと思います。
それぞれの機関の課題や情報についても共有することができました。
第2回発達支援部会は10月頃に開催予定です。
関係機関で、よりスムーズな連携が行えるよう、引き続き取り組みを進めていきたいと思います。
(事務局 平原)
※1「ポジティブライフガイド」とは
平成22年度~23年度にかけて実施された、広島県発達障害児市町支援体制推進事業において、「本市は、発達障がいに関する相談窓口が不明確である」という課題が指摘されたことを受けて、発達支援部会で協議検討し、平成24年度広島県発達障害市町サポートコーチ事業を活用して作成した「発達障がいのある人の相談窓口リーフレット」です。
ポジティブライフガイド(PDFファイル)
※2「サポートファイル」(正式名:心をつなぐサポートファイルひろしま結愛)とは
医療機関情報や生育歴・相談歴などを保護者が記入するもので、「ライフステージにおいて関係する機関が変わるごとに、これまで受けてきた支援の内容や子どものことを初めから説明しなくてはならず、さらに説明した内容が十分に伝わらず、支援に反映されない」等の保護者のおもいから広島県が作成したものです。